おりなすからのお知らせ news release
新型コロナウイルス感染症対策~消毒について - news release -
2020年04月21日
新型コロナウイルスはエンベロープ型ウイルスで遺伝子情報を持ったRNA等がタンパク質膜で覆われた構造と言われます。
そのウィルスが特定細胞の細胞膜上の突起にくっつきその個所から細胞内に侵入をして細胞のRNAなどに接触をしてRNA情報を複製し、数を増やすというイメージだと理解しております。
特定細胞への侵入及びRNA情報の複製を防ぐには、特定細胞の受容体(突起)とウイルスの結合を妨げるか、細胞内に侵入してもウイルスがRNA情報を転写するときに作用する酵素の作用を止めることが必要で、現在、この酵素作用を阻害する薬について、適正濃度の調査や他の薬との併用による相乗効果を調査している段階です。
ウイルスを不活性化または破壊するのに濃度75%以上のエタノールを使用するとウイルスRNAを覆うエンベロープ膜が破壊されるということでアルコール消毒が推奨されています。
しかし、現在、高濃度のエタノールが入手しにくい状況です。
厚生労働省は食品工場などの消毒に使う次亜塩素酸ナトリウムを推奨し、キッチンハイターなどから作る方法を公開しております。
下に添付している資料に内容は書いておりますが、濃度が強いと人体に影響が出たり、消毒箇所を痛めたりしますので希釈割合、使用上の注意をよく読んでお使いください。
また、使用する際は手袋などをして使用されることをお勧めします。
手指消毒には使用しないでください。
アルカリ性が強いため肌が荒れたりします。
手指消毒は石鹸などで15秒以上手洗いすることが推奨されています。
当社もこの内容に沿って参りたいと思います。